紅茶を買うときにOPとかBOPといった表示をみたことがありますか。
これは紅茶の葉のグレードを表す記号です。
紅茶の葉のグレードは使用している葉の部位と大きさに応じて分けられているもので、決して茶葉の善し悪しを決めるものではありません。
同じ産地、茶園の紅茶であっても、葉のグレードが違えば香味も違います。
当社では様々なグレードの茶葉を常時ご用意しておりますので、お好みの産地、茶園の茶葉をグレード別に飲み比べてみてはいかがでしょうか。
茶葉の中では最高級品にランクされるものです。Tipとは新芽を意味し、一度に取れる量が非常に少ない大変貴重なものです。
特有な花のような香りを持つのでフラワリーと呼ばれます。
10〜15mmの長さがあり、芽を多く含むフルリーフティーです。
形状は細く、よりがかかっていて大型で長く、チップを多く含みます。水色は明るい色で、ヌワラエリア、キャンディーの紅茶に多いタイプです。
細かくカットした茶葉を一般にブロークンといい、FOPのリーフを細かくカットした物です。
5〜8mmの長さがありヌワラエリア産の紅茶に多いタイプです。
OPのリーフを細かくカットした2〜5mmの形状にそろえたもので、フルリーフのOPよりも短時間抽出することができます。
スリランカ紅茶に一番多いタイプです。
ブロークン・オレンジ・ペコーより小さく、1mm程の大きさになります。水色が濃く出て味は強くコクがあり、ミルクティーに良く使われます。
ブロークン・オレンジ・ペコーをふるいにかけた際、下のほうに落ちていく小さな葉のことです。水色は深く沈んだ色で、味は重く渋みもあります。
ふるいにかけたあとの一番下にたまった葉です。粉状で、水色は黒っぽく、渋みが強く、味は重く感じます。ミルクティー用、ティーバッグにも使われます。